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コナン(コ):背が高いね!

リブ・タイラー(リ):あなたも高いわ!

コ:いや、君こそ背が高いね!って、これじゃハナシが進まないな。身長いくつあるの?

リ:5フィート10インチ(約178センチ)。でもクツが大きいから。

コ:ジャイアントシューズだね。僕はハイヒールを履くと7フィート(約210センチ)くらいだ(笑)。身長は子供の頃から高かったの?いや、僕は成長が遅くてね、思春期を迎えたのは26歳のときだし。

リ:(アンディーに向かって)あなたはどう?

アンディー:だいたい同じ頃かな。コナンのこと待ってたんだ。礼儀ってやつさ。

リ:私も生まれつき背が高いわけじゃないわ。

コ:本当?

リ:私、今までずっと野獣みたいだったの。

コ:野獣だって?

リ:最近、子供の時の写真を見つけたのよ。小学校4年生くらいね。でも、私の友達みんなこれくらいなのよ(自分よりも3分の2程度の身長を示す)

コ:ホントに背が高かったんだね。でも、女の子は早くから身長が伸びるといろいろ苦労するんじゃない。

リ:私、とっても強くて活発だったの。それが誇りでもあったわ。

コ:じゃ、体育の時間に友達を投げ飛ばしたりしたんだ?

リ:振り子タイヤを押すのは誰にも負けなかったわ。とても得意だったの。

コ:君のお父さんに会ったよ。エアロスミスのスティーブン・タイラーだもんね。お父さんは君と同じ位の身長で見た目もソックリだった。身長はだいたい同じくらい?

リ:彼のほうが半インチ(1.5センチ程度)くらい低いわ。でも、ママも入れて3人比べても、ほとんど同じね。

コ:そうか。じゃ、彼の服も着れるんじゃない?

リ:そうよ。いつも、取りかえっこしながら着てるわ。

コ:ホント?

リ:数年前、彼の家が火事になったの。そのあと、いろいろ建て直していくうちに彼専用のクローゼットルームを建てて。このスタジオくらいの大きさだわ。いろんな服が置いてあって、いつもパパとファッションショーしてたの。

コ:素敵な家族イベントじゃないか。「パパ、このスカーフすてき!」「リブ、お似合いだぜ!」なんて具合に。

リ:アルマゲドンのビデオでは、人毛のコートを着てたのよ。

コ:何だって?「パパは連続殺人犯。全国指名手配中!」なんて感じ?そういえば、アカデミーの授賞式の客席に君がいたね。会場はどんな感じ?みんなテレビでしか知らないから。

リ:すごい緊張感だったわ。家で見れば楽しいんだけど。CMがあったりして自分の用事もできるし。

コ:つまらなくなったら、テレビの前で折り紙工作したりできるしね。でも、終わりまで客席でじっとしてなきゃいけないんでしょ。どんな感じなの?

リ:とっても退屈だったわ。席を立てるのはCMの間だけだから、客席に押しこまれてるみたいな感じよね。でも、おもしろいことがあったのよ。私がプレゼンターの仕事を終えて席に戻ったら、そこに男の人が座ってて「すみません。そこ私の席なんですが」って言ってもどいてくれないの。私のボーイフレンドも席が無くなって。結局、私そこで1時間半くらい待たされたわ。

コ:その男は何者?

リ:本当はその人に責任はなかったの。席が空くと係員が誰かをそこに座らせていたのよ。係員はずっと見えない所にいて、私もずっと気付かなかった。ちょっとしたドラマだったわ。

コ:でも、有名人でアカデミー賞にも招待されてるのに、トイレ行って帰ってきたら自分の席に男が座ってるなんて変だよ。「私リブ・タイラーよ。そこは私の席!」「知るか!あっち行け!俺は動かないぞ」なんて。

リ:ニューヨークの私だったら、ケンカ始めちゃうとこだわ。

コ:そしたら注目集めただろうね。「リブ・タイラーが靴で男をボコボコにしてるぞ!」なんて、想像したらオモシロイね。ところで、アルマゲドンは140億ドルもかけて作った空前の映画だね。

リ:とても豪華な映画よ。

コ:それに比べてこの番組の予算は、たしか週200ドル…この番組、送迎がスクールバスじゃなかった?高校に頼んで借りてるんだよ(笑)。うちの番組だとシュガークッキーが出ただけでスゴイことなんだけど、140億ドルの予算だと撮影でいったいどんな食事が出るんだい?

リ:何でもあるわ。ドーナツだって何千個もあるし…

コ:そりゃ、無駄遣いだ!「おーい、ドーナツ持って来い!」(フォークリフトが大量のドーナツを運んでくる真似をする)

リ:撮影の食事代だけで1本映画がつくれるわ。

コ:だろうね。

リ:スシ・バー(寿司)、パスタ・バー、バーベキュー、何だってあるわ。

コ:そういえば、ブルース・ウィリスは映画でずっと口をモグモグさせてたもんな。(口をモグモグさせながら)「わかったよ、あの隕石取っ払えばいいんだろ!!」なんて具合に
 


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